そろばんを習っていると、計算・暗算が早くなる、算数が得意になる、もちろんそうです。しかし、そろばんを習う理由は、それだけではありません。水泳や習字などと同様に、検定や段級位といったスモールステップで努力の成果が測れること、そしてそのチャレンジと達成した時の喜びが、子ども達を夢中にさせる魅力でもあります。さらにその先には、大会や対外競技会、代表選手・選抜メンバーとして参加する県の大会、中部大会、そして全国大会まで、様々なチャレンジできる舞台があるのも、そろばんの魅力です。まずは小さなところからでもいい、その舞台に立つこと、そしてそろばんで培う能力、技術、集中力や正確性などを、その舞台で発揮すること。あるいは発揮できるように努力を繰り返すこと。そこにその子にとっての大きな成長があると考えます。
立志のそろばん教室生の大会上位入賞履歴 (2013年〜2019年)
私たち立志塾が、25年以上の学習塾での指導の中で感じていること、それは簡単な計算がすばやくできない子供たちを本当によく見かけるようになったということです。社会的にもいま子供たちの学力低下問題にともなって、「読み」「書き」「そろばん」が見直されています。「計算の道具」としてのそろばんではなく、集中力・記憶力・忍耐力を育て、右脳をはじめとする「能力開発のツール」として、あらためて認められつつあるのです。
立志のそろばん教室で持ち前の明るさで生徒を引っ張る福島先生、数々の実績を持つ珠算選手歴、珠算指導歴の目で子どもたちの成長を見守る立場、保護者から頼りにされる先生の側から感じている、そろばん学習の魅力について聞いてみました。
計算力の本質はそろばん暗算力
−−教室で指導する先生が、生徒や保護者の方々に実際に関わって行く中で感じているそろばん学習のメリットとは何でしょうか?
福島:はい、一つ目は計算がはやくなること。これは保護者からも一番言われますね。小学校で計算会、漢字会っていうのが今あるんです。一学期の終わり、二学期の終わり、三学期のおわりに、100点満点中90点以上かな?とらないと合格じゃないっていうテストが必ずあって。それがあるといつも、『先生!計算会で100点とれた!』とかっていう報告をしてくれる。それで、お母さんたちも計算がはやくなったっていうのはすごい実感してるっていう言葉はよく聞きますね。」
−−どんな風に実感されているのでしょうか?
福島:点数がとれるようになったし、家でドリルをやる時間がすごく短くなったっていうのを結構実感されていたり、子どもが、『先生、学校ですごい計算はやくなったねって言われた』っていう言葉をよく聞いたりします。
−−そもそも計算がはやくなるっていうのは、どうしてなんでしょうか?当たり前のことかもしれませんけど、そろばんをやることによってなぜ計算がはやくなるんでしょうか?
福島:“そろばんだけ“だと多分はやくならないんですよね。暗算もやることによって、そろばんの数字じゃなくて珠のイメージができてくることによって、人間って数字よりも映像のほうが頭にはいるんですよね。映像ではいることによってはやくなるので、それが繰り返し行われていくことでどんどん自分のものになっていく、っていうところがはやくなる。それだけじゃなくて、はやくなるから見直しができる、正答率が上がって点数が取れるっていうふうにつながっているんだとおもいます。
−−なるほど!好循環になっていくんですね。
福島:なので、最初ははやくなったという何となくの実感だけで、数字には現れないないけれど、やってくうちに結果としてでてくるのだと思います。
−−そろばんじゃなくて、要するにそろばんをやることによって暗算力がつき、暗算力がつくことによって計算がはやくなるし、はやくなったことによってより正確になると。
福島:はい、暗算力というのは、そろばんをやることでそろばんの珠の映像が入るっていうイメージですね。だからそろばんやってない子に暗算やれっていっても多分できない。
−−ということは、暗算力をつけるっていうのがそろばんの一つの目的になるということですね。
福島:そうですね。暗算力をつけると外でも通用する。だから中学、高校になったときも通用する。そろばんだけだと通用しない。正直なところ。
−−そろばんだけだと通用しない?
福島:そろばんをもっては生活しないし、そろばんをもって数学やらないですよね。なので、暗算力をつけないと、いくら珠算3級であっても正直本当の力というか社会にでてから通用しないっていうのが思うところです。
−−暗算ということですけど、仮に、そろばんじゃなくて他の計算を学ぶような習い事でも暗算力はつくのでしょうか?
福島:そろばんじゃないと「暗算力」というかそれは「暗記」ですかね。そろばんは暗算ですけど、それ以外だと例えば「5+7=12」っていう理屈関係なしの覚えなんですよね。だから「15+7」になったらできるのか(覚えられるのか)?となります。でも、そろばんはなんで12かって言ったら、5に7足すときに10には3足りないから5から3ひくと2、その2と10にあがるから12なんだよって、頭でそれを納得できているんです。だから暗算とかそろばんは力として残っていくんです。
−−大変わかりやすいですね。だからこそそろばんは裏付けというかしっかり理解することができるから余計入るし、暗記の計算じゃないから、当たり前ですけど違う数字がきてもできるという。
福島:100だろうが1000だろうが10000だろうが同じことをやるだけです。そろばんでも小さいうちは、確かに9に2を足すときに、8をひいてから10って覚えさせるんですけど、その時点では意味が分からず覚えてるだけだとしても、ある程度進んでいった時に、なるほどなって理解ができるっていう感じで力がついていきます。
集中力とやる気、そして心の成長
−−そのほかにそろばんのメリットはありますか?
福島:集中力ですね。今5年生になった男の子なんですけど、最初入ったときは、もうガチャガチャというか数字も汚くて、落ち着いてやれっていっても絶対できなくて、スピードはあるんだけど点数が取れないっていうタイプの子ですごい苦労していました。そのとんでもなかった子が、最近2級までいって、数字もきれいにかけるようになってすごく落ち着いてきたなっていうのはすごい実感してます。
−−スピードはあるけど点は取れないってことは正確性に欠けるってことですか?
福島:そう。あとは(問題を解いた後)そろばんの珠に出てるんだけど違う数字を書いちゃう。見間違えるとか、そういう早とちりなところがありました。分かっているんだけどおっちょこちょいでというミスが多かったんですけど、最近はすごく落ち着いて冷静にしっかりやれているなっていうことがあります。それってやっぱり集中力かなと思います。
−−なぜその子は落ち着いていられるようになったんでしょうか?
福島:うーん。すごい難しい質問(笑)。極論言ったらそうなったのはそろばんだけじゃないかもしれません。ある意味タイミングとかそういうことかもしれない。でも、そのときそろばんをやってたことによって開花するきっかけになったかもしれないし。あとその子に対しては、普段『スピードだすときはスピード出せ』って言うんだけど、例えばある日は『今日は点数をとりにいくぞ』って一言言うんです、『今日は合わせろよ』って。
−−合わせる・・・?
福島:『(今日は)答えを100%合わせるようにやりなさい』っていう風にポイントを最初に伝えるんですよ。
−−それはスピードじゃなくて?
福島:スピードを落として10問だったら10問合わせる、そういうやり方をしなさいっていうのはよく言ってたんです。反して検定前には、『70点取れるやりかたをしろ。10問やるやり方じゃない。70点をとれるやり方をしなさい』って。『じゃ、気を付けることはなんだった?』って確認したりだとかっていうこと、
−−つまりその日の目的によって考えて練習すると言うことを常に言っていたわけですね。
福島:はい、その繰り返しと、あとお母さんが家でも本人がそろばんをするのを見てくださってて、たまに送迎の時にお会いすると、『どうです?家ではどうですか?』って話して。お母さんも『これが気になるんです。』『あーわかりますー塾でもやってます。じゃあまたそれを私のほうでもいいますね』という感じのやりとりをしてきたっていうところも一つなのかもしれません。後は弟が塾に入ってきたこと。弟が入ったことで、お兄ちゃんらしくなったのかなっていうのもあるかなと思います。『先生、弟のほうが級上がるの早くない?』とかぼそっと言ってきていたので、意識はしているなと思いながら。『大丈夫、級を考てみて。自分も下のときはこうやって上がってきたからね。ただ、焦る必要はないんだけど、自分も上がっていかなきゃいかんよね』っていうような話をして、『じゃあそのためにそうしたらいい?点数取れないと検定受けれないよな』って、そういうことを理解できる年になってきたのかなと。で、そこに本人がこだわるっていう、ある意味どうでもいいじゃんってなる子もいる中で、彼も初めはそうだったかもしれないけど、でも今はそこにちゃんとこだわっていく姿勢がある。弟に負けたくないだとかそういう思いがあっただろうし。でもその気持ちが持てるようになったのは、先生から『今日はこうするぞ』とか『こうやってやれよ』とか、なんか負けないためのコツじゃないけど、そこを教えてくれるっていう、彼にとっては自分は先生に期待してもらってるっていうのも伝わって来てたかもしれない。それが自分のモチベーションにつながってきているのかな。
−−なるほど。
福島:立志のそろばんには、週に1回上級クラス(3級練習以上のクラス)があるんですけど、そこでは上級クラスでしか教えないポイントなんかもあるんです。彼が初めて上級クラスに入った時なんですけど、入る前ずっと上級クラスに誘ってたんですけど嫌がってたんですよ、『俺には無理』って言って。お母さんも勧めてたんだけど、それでも『俺には無理』って。それでお母さんと、『無理やり入れよう(笑)、お母さん送迎大変だけどよろしくお願いします』って言って入れてもらいました。それで恐々と上級クラスに初めて入った日に家に帰ったら、『お母さん上級クラス全然大丈夫やった。それでさ、今日さ、すごいこと教えてもらった』っていうことをお母さんに言ったそうです。なんか上級クラスに行くと普通では教えてもらえないプラスなことを実感したようですってお母さんも嬉しそうに。
−−集中力ややる気、あとちょっとカッコよく言うと心の成長とか。本当にそういう感じがありますね。
福島:でもそれってやっぱり親が望んでいることですし、そろばんだけじゃないかもしれませんけど、でもそれを通して人間的に成長するっていうことを。壮大な話かもしれないけど、でもそれがお母さんたちは一番うれしいと思うんですよね。
本気でやると言うことを体得すると楽しくなる
−−三つ目があるとしたらどうでしょうか?
福島:本気になる、本気でやると言うことを体得するって言うことでしょうか。年長さんで入ってきた女の子なんですけど。こんなこと本当は言うべきではないですけど、絶対続かないと思ったんです。本当に進まなくて、理解できなくて。
−−それは入ってどのぐらい?
福島:しばらくですね。本当に9級のかけ算入るまでにやめてしまうかもしれないってもう私も周りの先生も正直思ってました。いつ嫌だって言ってやめるだろうっていうぐらいだったんです。一時宿題をやらない時期があって、『なんで宿題できないの?』って聞くと、宿題忘れの理由が『妹が邪魔したからできないの〜』とかだったんです。で、何回もやってこなかったから、お母さんに送迎時に声をかけて、
(福)『お母さん宿題ってどうされてますか?』って聞いたら、
(母)『本人がやったっていうんです。やったっていうから確認はしてないんです』って。
(福)『あ、そうですか。実はずっとやってないんです。私も宿題をだしてやってこないと叱らないといけないんです。宿題は他の子の手前、特別扱いになっちゃうのでなしにすることはできないんです。なので宿題は出します。でも、かけ算を5問とか3問だけ出しますのでそれだけやったかやってないか確認してください。で、そのうちにもっとやりたいって言いだしたら私もっと出しますので、いったん減らします。一問だけの日もあるかもしれません』って言って、
(母)『あ、そうだったんですかー』ってなってお母さん的にはびっくりな状態で、
それでその日から宿題を減らして出したら、『先生宿題やってきたよ』って次の日からいうようになったんですよ。そのうちに少しずつ『どうする?残り全部やってこれる?』って聞いたら『やってこれる』って言ったから『じゃあやっといで』って言って徐々に多く出していったらやってくるようになったんです!お母さんにも『お母さんやれるようになったね』って言って、お母さんも『ありがとうございます』って言ってくれて、そしたら今、週3回になったんですよ。本人が『たくさんそろばんにいきたいから、お母さん週3回にして』って言ったという。
−−本気になるっていう言葉が最初に出たけど、本気になってそろばんが楽しくなったと。
福島:宿題があるから嫌だっていう考えをかえないといけないと思って。続けるのであれば、そういう方向に気持ちをもっていかないとと思って。宿題やってこなくて叱られるなら絶対おもしろいわけないと思うから、少しでもやってきたらほめてあげるという形でやっていけばよくなるんじゃないかっていうところから、その時はその手段をとったんです。
−−それで、今も3回順調に通っているんですか?
福島:はい、今でも3回通っています。
−−今は3年生?3年くらい通っているんですね。いい意味で裏切ってくれたと。
福島:お母さんの協力もあって、お母さんが家庭で関与したという事実があったところで楽しくなった、もっというと自分はできると思ってなかったけれど、3問の宿題ができた、じゃあもっとやる?ってやれたことから、自分でもできるんだっていう自信がついて、それができる楽しさに変わっていった。やっぱり自信があるとそういうものにつながってそれが本気になってきたというか楽しさにつながってきたかなって感じですね。
忍耐力と精神的な強さ、培う場所がある
福島:そろばんは、計算力と集中力と、そうですね忍耐力じゃないんだけど、我慢強さという感じだと思いますね。
−−忍耐力っていろいろ言われますけど、抽象的ですね。
福島:現し方が難しいんですよね忍耐力って。目に見えないしどれが忍耐力か。
−−例えば、10分間集中する忍耐力というかですか。
福島:そうやって子どもには言いますね、珠を一個でも間違えてはいけないという気持ちの部分での忍耐力とか。あー!ってならない忍耐力というか。忍耐力って説明が難しいんですよね。
−−でもたしかにそれって大きいですよね。そろばんの珠が一個でもずれたら、たとえ惜しくても不正解になってしまう。
福島:あと、小さい子で入ったばっかりだと、保護者の方でよく聞かれるのは、『先生一時間うちの子ちゃんと座ってますか?』って。『座ってますよ』って言うと、『えぇー!』ってびっくりされます。なんでですかって聞くと、『家で勉強しなさいって言ったら10分も座ってない。もう10分もたたないうちに他ごとをして。はい宿題やらないとって言って戻ってきてまたやるけど終わらずにまた他ごとやってっていう調子ですので、そろばんがしかも1時間もやれるのか心配でした』っていうのは言われます。だから、ブログで写真を出した時にちゃんとうちの子が座ってるーって思ったっていう声を何回か聞きましたね〜。入塾したばかりの子を載せた時は。
−−保護者としては、計算がはやくなる、計算が子どもの得意になる、計算会でいい成績をとれる、小さい子だったら一時間座ってられるっていう喜び、そろばんを通して成長していくという。
福島:精神的にも強くなるかなと思いますね。というのは、大会とか行くことで、緊張の場っていうのを味わうことができるのは大きいと思いますね。自分は本当に高校受験なんて全く緊張しませんでしたからね。
−−なるほど。やっぱり大きな大会などをいつも経験してるとですね。
福島:違う場所に行ってもなんとも思わないというか。でも、小学校の時は、大会や検定の前は緊張してて寝れなかったんです。もうお母さんの横で寝ないと寝れなくて、それでも泣きながら寝ててっていうのが小学校時代ずっとでしたね。 それがある時から一人で寝れようになって、それからですね。自分が本当に思ったのは高校受験の時みんな緊張してるけどなにが緊張するのかなと。変な(笑)自信がついちゃってて、高校受験の結果発表も受かってるに決まってるって感覚で見に行ってた。
−−でも緊張ってそうですよね。その場に慣れて緊張しないっていうのもあるけど、結局のところなんで緊張しないかって言ったら、失敗しようがない自分がいるというか。
福島:はい。
−−その失敗しようがない自分が何かっていうと、とにかく練習、とことんもうこれで大丈夫っていうくらいまで。その自信から緊張感が全くなくなる。そういう大会とかはそういう効果があるだろうと思いますね。
福島:そこからつながってくるのが高校入試、大学入試。もっというと社会にでてからもいろんな場面でもこれだけやったらもう間違えようがないって言う感覚、そこまでやるって言うことを知ると強いですね。計算力、集中力と忍耐力、そこからくる自分の自信。そろばんを続けてきて良かったと、必ず思うと思います。
「実はそろばんに通うきっかけは速読でした」
−−ズバリ、立志のそろばんに通っていて良かったと思えることはなんですか?
計算が早くなったことと集中力がついたことです。
−−学校の中で、立志のそろばんが生かされているなと思うところはどんなところですか?
それは小学校の算数の時の計算の問題を解くときでもいつも1番2番に入れてたし、テストの時でも集中して問題に取り組んで20分とか30分でテストを終わらせていたので。
−−立志のそろばんにはいつから通っていますか?
年中の終わりです。はじめは「ジーニアス(そろばん+速読)」というコースがあって、その時からそろばんと速読を習いはじめました。
−−そう、最初ものすごい勢いだった。次回の授業までにそろばんの課題を家ですごい量をやってきて毎回びっくりしてた覚えがあるけど、相当頑張ってた?
そんなに覚えてないです(笑)、家でやってたことは覚えてます。
−−通うきっかけは何でしたか?
単純に親にすすめられたからです。自分自身は塾というものにはあまり興味はありませんでした。
−−お母さんに「そろばんやる?」って言われて?
実は、当初パソコンで習うということができるということで、きっかけは速読の方がどちらかといえば強かったと思います。
−−そうだね、速読で全国で1位※とったんだもんね?
はい、小学校2年生の時に全国1位をとりました。(※全国約1,600教室、約20,000人が参加した「速読甲子園」において、小学校2年生の部で見事全国1位を獲得。東京国際フォーラムでの表彰式にも出席。)
−−すごかったよね、そろばんは1位じゃないのに(笑)
いやあ、しょうがないですよね(笑)
「一番苦しかった時にも、上に行きたいと考えてました」
−−通っていた中で、最高に嬉しかったことって何かありますか?
うーん、小さい時に東海大会に出て、トロフィーを2個もらったことですかね。
−−2個ってことは総合と種目別かな、優勝〜3位までだよね多分。やっぱりトロフィーとかもらうと嬉しい?
嬉しいです。お菓子(参加賞)や賞状だけもらって帰るよりは(笑)
−−トロフィーを持って帰って、家で「今日獲った!」ってなるよね、その時家ではどんな様子?
すごいねーって5分言われて(笑)、トロフィーは1週間飾ってから大事にしまっています。自分で自分の部屋に。
−−他に何か楽しかった思い出ってありますか?
うーん、なんだろう・・・・。
−−えー、出てこないんだ。この質問で絶対こう言うと思ってたのが、大会とかに行く時に、みんなで行くことがめっちゃたのしかったです!とか(笑)
いや、思ったんです(笑)、そう思ったんですけど、そろばんでって言う方がいいのかなと。
−−いいよね、(みんなで出かけていくのは)非日常だったからね。逆に一番苦しかったなとか、大変だったなという思い出はありますか?
4級、3級がすごい止まって、そこが一番苦しかったです。
−−それは点数が取れなかった?検定合格までなかなか行けなかったと。
そうです。
−−例えばその時に辞めたいとは思わなかった?
思わなかったです。
−−もうこのままでいい、って言う諦めもなかった?
なかったです。上には行きたいって言うのはあったんで。
−−そのためにどうした?
あの時見取り算が全然取れなかったから、それを繰り返し練習しました。
−−そうか、4級か3級だったんだね。ちなみに私(福島先生)は5級でした。5級の見取り算が何回やっても0点か10点で。
そうなんです、僕も0点とか、本当に取れなかった。
−−自分的には全然正確にやってるつもりなのに答えが合わない!って。もうすっごい毎回泣いてて。でその時先生の前でやってみても、何が違うかがわからなくて。それである時ようやくわかったのが、5足す7と5足す8の違いだった。5足す7を13にして、5足す8を12にしてた。それを1の位でも10の位でも全部同じように間違えてたから。それが、あーってわかった時から点数が取れるようになって、5級が合格できたことを今でも覚えてる。
へぇー。
−−だから見取り算で詰まってる子って、何かそう言うきっかけ一つでできるようになる、それを教えてあげたいなと思う。自分がそういう経験をしてきたので。だからいつも翔哉君の採点をあえて先生がやって見つけたりしてた。あれ意地悪でやってたわけじゃなくてね(笑)
そうだったんですね(笑)。あとは、分割法を教えてもらったらだんだん苦にならなくなってきました。
「そろばんは一生忘れません。」
−−掛け算の両落としとかも楽になった?
楽になりましたね。
−−やっぱり違う?片落としとかと比べると。
はい。
−−そう感じてくれると嬉しいです。教えた甲斐があります(笑)。でも、最初は躊躇したんじゃないかな、やり方がころっと変わるから。特に掛け算なんか、どこから始めるのかを覚えることかは始まって・・・。
そうそう、きつかった。
−−でもしっかり翔哉君、自分のものにしたよね。そこまでなるのがなかなか難しいから、できなくて途中で元のやり方に戻しちゃう子もいる中で。それを覚えておいてほしいな、そろばんでというわけではなく、そういうことがいろんな場面であるということを。
はい。
−−そろばんに関しても、そこまでわかっていけばもう忘れないよね。
そろばんは一生忘れません。
−−あとは使っていって欲しい、暗算を日常生活に。
使います、あれは。
−−もちろんこれから、高校数学、大学受験、で絶対に計算て必要になってくると思うけど、その後も勉強だけじゃない場所、買い物やいろんな場面で暗算を使っていって欲しいですね。
はい。
−−最後に今立志のそろばんに通っている子たち、これから通おうとしている子たちにアドバイスをお願いします。
目標を持つことが大事だと思います。例えば自分の中で目標にしたい人だとか級を決めて、それに向かって何回も練習する、ということだと思います。あとはなかなか点数が取れない、級が進まなくて、もう嫌だなと思ったりする時、そういう時は1回1回切り替えていく、忘れるって言うと違うかもしれないけど。思い出さないようにするというのは一つだと思う。
−−過去を思い出すんじゃなくて、今からスタートだって切り替えるという風に?
そうです。
−−なるほど、今日はいい言葉をありがとうございました。
ありがとうございました。
「学校の数学の計算問題で全問正解した時やっててよかったと実感します」
−−ズバリ、立志のそろばんに通っていて良かったと思えることはなんですか?
テストで計算の問題とかで時間を取らなくなりました。簡単な問題、2桁の計算なんかが特に。
−−そろばんは普段の生活の中で活かされていると言うことでしょうか?
かなり活かされています。
−−学校生活の中でもそろばんやっててよかったなと?
はい。
−−それは例えばどんな瞬間に?
数学のテストが返ってきて計算問題全部あってた時とか!数字の計算だけのところだけでもいいので全部あってたら超実感します(笑)
−−立志のそろばんにはいつから通っていますか?
小学校1年生からだったと思います。
−−通うきっかけは何でしたか?
テレビとかで時々、そろばんとか塾とかの特集みたいなのをやっているのを見て、楽しそうだなーと思って始めたと思います。
−−自分で言いだした?それともお母さんから?
体験にくるきっかけは、自分が楽しそう〜って言ったら、お母さんがじゃあやってみたらって言って来ました。
−−通いたての頃のことを覚えていますか?
始めた当初は楽しいなと思ってやってました。
−−始めた当初「は」?ってことは、そのあとどこかでは・・・(笑)
難しいなとは思いました。もちろん級上がってくに連れて難しくなって来ましたし。
−−自分の中で目標意識を持ち出したのはいつぐらいから?
3、4年生の頃、5、6級ぐらいだったと思うけど、3級を目指して頑張ろうと言う意識は持ちました。
−−でもその頃って一番点数が取れなくて、一番嫌になる時期だと思うけど、そういうイメージはあった?
ないです。4級まではずっと検定一発合格だったので。確か3級で1回見取り算で落ちたのを覚えてます。
「最後の東海大会で嬉しかった全3種目入賞!」
−−涼楓さんは今中学3年生だけど、去年、中学2年の冬までそろばんをやってたよね。その時まで通った中で、最高に嬉しかったことって何かありますか?
そろばんをやめる直前の大会、東海大会で、いつもの塾内の大会とは会場が全然違う名古屋まで行って、その大会の3種目すべてで3位以内に入ったことです。
−−3種目それぞれ1、2、3位だったんだよね。
そうそう、しかも3人とも立志の生徒で、その3人が3種目とも独占して順位が違うだけみたいな。
−−あの時の涼楓ちゃん、最高だったよね、先生も見てて超嬉しかった。もう、なんか無理やり先生が(やめるのを)延ばしてたところがあったよねあの頃。どこでやめよう、どこで勉強一本に絞ろうって言ってたのを。
はい。
−−東海大会まで先生が引っ張ってたから。あそこは結果出してくれて本当に先生も嬉しかった。
私も最後だから、あまりそろばんに触れてなくて、時間的に。勉強になるべく時間を費やして、その中でこの時間は勉強、この時間はそろばんって決めてやったら、あの結果がとれました。
−−不思議と時間がある時ってそろばんやりたいと思わなくて、時間のない時にあえてやりたくなると言うか「やろう」と思ったりするよね。そう言う状態だった、忙しかったもんね。
はい。
−−他には?何か楽しかった思い出ってありますか?
一番最初の方の頃だけど、1年生か2年生ぐらいの時に、どこだっただろう、野菜ジュース(笑)、景品みたいので、野菜ジュースを100本ぐらい当てた記憶があって。
−−そろばん祭りかな。
多分そろばん祭り、最初の方だから今とは会場も違ってて、アーラ(可児市文化創造センター)だったかな。入って1回目か2回目かのそろばん祭りでいきなり、野菜ジュース100本、1箱当てたことが(笑)
−−私(福島先生)は、涼香ちゃんとの思い出は、長野県の交流大会とか行ったこと。
ああ!行った。
−−あの電車に乗って長距離に行ったのが先生的にはすごいいい思い出。涼楓ちゃんが中学生になってもそういう時に優先的に参加してくれてたのがすごく嬉しかった。
私もあの時が、保護者の引率なしで電車に乗ってどこかへ行くっていうのが、あれが初めてだった。
−−どうだった?お母さんお父さんなしで、自分と自分より小さい子たちだったかな。親から離れて、もちろん日帰りだけど長距離に行ったっていう。
すごい行ってよかった。その長野へ行ったことで、そこから2年生になって冬休みだったかな、友達だけで電車に乗ってどこかへ行こう!って話ができるようになった(笑)
−−(笑)自信がついたんだね、あの時自分の中でね。逆に一番苦しかったなとか、大変だったなという思い出はありますか?
さっき話したけど、4級くらいまでストレートで来てたけど、3級で1回落ちたこと。
−−悔しかった?やっぱり。
はい、そこまでストレートで来てたから。
−−その時はどう思ってた?やめようとか諦めるとかという気にならなかった?
ならなかった。1回やって落ちたなら、それを合格するまでは!と思ってやった。その時落ちた見取り算の点数がギリギリ不合格だった記憶があって、こんなギリギリならやるしかないと。
−−そうか、でもそれを食いしばって頑張ったから今があるよね。
「計算や数字を扱う仕事をしたい」
−−最後に今立志のそろばんに通っている子たち、これから通おうとしている子たちにアドバイスをお願いします。
諦めずにやれば、いつかはできる。諦めたら終わる。
−−すごくいいセリフです(笑)、そろばんには最適かもしれない。
そろばんって、親に強制されて「そろばんやりなさい!」ってことはあまりないですよね、自分の意志で「やろう」と思ってやってるから。強制されればまだやり続けることはできるかもしれないけど、そうじゃないから自分が諦めたらそこで終わりだし、だから諦めないで欲しい。
−−ちなみに涼楓ちゃんはそろばんの宿題なんかを家でやる時って、どうだった?言われてやってた?自分で「やろう」と思ってやってた。
自分でやりました。言われるとやりたくなくなります。
−−そうだね、それは先生も経験してきた。涼楓ちゃんもこれで8年ぐらい?そろばんやってきて、あとはこれから高校入試まであと半年、勉強に。
はい。
−−せっかくそうやって数学、計算で実感してくれてるので、それは高校生活でも活かされると思うし、大人になってから、今後社会人になってからでも活きてくるといいね。
はい、計算を活かす仕事っていうことで、学校で職業の適正アンケートみたいなものをやって、その結果でこの項目がこの点数だからこういう職業があってますよっていうのの中で税理士があってますって出て。親にどんな仕事って聞いたら、計算とか数字を扱う、簿記とかって聞いて。ああじゃあやってみたいなって話をしてます。今の夢は税理士です。
−−おお、いいねー。
だから簿記とかそれ以外の資格も取りたいから、そういう高校に。今だと専門的な資格をとりながら大学とかも目指すこともできるということから。
−−いいと思う!じゃあ、新しい目標を見つけたのでそれに向かって”諦めずに“頑張っていってください。今日はありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
「先生との会話が楽しくて通うことになった体験会」
−−ズバリ、立志のそろばんに通っていて良かったと思えることはなんですか?
計算が早くなったことで、数学などの時間配分で、計算以外のところに多く時間を使えるようになったことです。
−−それは、小学生の時・中学生の時?
中学の時は実感してました。理科でも結構活きてました。
−−どんな時に一番実感しますか?
テストのときもそうですが、授業中とか宿題とかの勉強時間の時に特に実感していました。
−−立志のそろばんにはいつから通っていますか?
確か小3からだったと思います。
−−通うきっかけは何でしたか?
親に「やってみたらどう?」ってすすめられたからです。自分的にはあまりそういうところには行きたくなかったんですが、親にすすめられて「じゃあ体験だけ行こう」ということで、体験だけのつもりでした。いざ体験に行った時の先生とその体験が楽しかったというのがあったので、じゃあちょっと続けてみようとなったのがはじめですね。
−−体験の時は何が楽しかった?
最初はパソコンを使ってっていうのもあったし、(可児今渡教室の)早川先生との会話が楽しかったというのもあったと思います。「そろばん」自体がやりたいとか楽しかったというのは実はなくて。
−−教室へ行ってみて、習い事という堅苦しい印象から変わったのかな。
はい、体験してみて自分の考えとは違ったなと感じたことで、始めてみることになりました。
−−通いたての頃のことを覚えていますか?
最初のほうの記憶として、2回連続満点賞とれてうれしかったのを覚えています。
−−満点賞とると何がよかった?
賞状もらえるっていうのがうれしかったし、そこに先生からのメッセージが入ったカードがついてて。さらにはポイントがもらえることもうれしかったことを覚えてます。
−−その時はどんな心持ちでしたか? 例えば目標とかそういう意識はありましたか?
自分的にはそういうのじゃなくて、本当に目の前の級をできるだけ早くとって次の級に行きたい。毎月検定があるから、毎月検定に合格したい、次に行きたいと。
−−今まで通っていた中で、最高に嬉しかったことって何かありますか?
東海大会で全競技優勝とった時には、全部優勝というカタチ的には確かにうれしかったです。でも後々考えてみると、参加した部門の人数が単純に少なかったのでできたのかなと。
−−でもその時、ライバルがいたよね、同じ立志の中で。
はい、大会の席も前後だったのでよく話していたことも覚えています。その子のほうがその当時級が上だったこともあって、その子に勝てたこともうれしかった。
−−全部って確か4種目だったかな。
総合、読上げ算、読上げ暗算、フラッシュ暗算だったと思います。
「どうやったら勉強効率が上がるかということを考えるようになりました。」
−−何か楽しかった思い出ってありますか?
大会に行くとき、楽しかったですね。藤井先生は黄色いTシャツ着ていきましたし(笑)。藤井先生と話ができたのも楽しかった。 一番面白かったのは、その当時の仲間Y君、S君と3人で、帰りに毎回の通りコンビニに行って。Y君が買ったポテトで電車の中でその匂いが充満したりとか(笑)。そういうのが楽しい。
−−その時でもそうだと思うけど、悠兵君だいたい一番学年が上で、いつも先生に、「はい、悠兵みんなをまとめてね」とかよく言われてたよね。そういうのは嫌じゃなかった?
自分は小さい子とかかわるのが好きなので、そういうのを嫌だと思ったことはないし、逆にそこで仲良くなれればいいなという気持ちでやってました。
−−面倒見がいいから頼んじゃうよね(笑)。教室を超えて、違う教室の子にも、たぶんあまり知らない子からも慕われてたよね。
知らないからって変わることなく、全然普通に。
−−以前大会があるときに、普段は塾の先生の引率じゃなく必ずお父さんお母さんと一緒に会場入りしていた子が、たまたまみんなで一緒に行くことになって、心配してたんだけど、ちゃんと悠兵君について行ってたのを、やっぱり悠兵君の力はすごいねって見てたからね。普段の今渡の教室でもそんな雰囲気があるのかな。
今は遅い時間の3部クラスになったから、あまり小さい子と一緒にならないけど、以前2部クラスにいたときなんかは、まわりの子たちとっていうことではないけど、早川先生との会話で教室が明るくなったらいいなというようなことはしていました。
−−特に中学に入ってからかな、受験などもあって来る回数も少なくなる中で、バリバリ上級を目指すというのではなく、勉強の間の気分転換として頭を切り替えるためというある意味楽しく通うことを求めてたと。
1週間に1回しか結局行けなくなったから、指を元に戻すっていうのもあるし、自分の苦手な部分はやっぱり自分でわかってるから、その部分に重点を置いて1回1回大切に、楽しく取り組むというのは意識してるつもりです。
−−自分の苦手な部分というのはどうやって気が付いていった?
点数に現れる部分ももちろんあるし、その種目をやってて自分が嫌になるところ、例えば見取り算でもやってて指で変なところ触ってしまうみたいな、そういうのがあるとやっぱり苦手だなと感じる時もあるから、自分なりのやり方を見つけるということです。最近見つけたのは、とりあえず自分の指を取り戻すために一番早い方法が、見取り算から始めること。見取り算から始めることによって足し算と引き算しかしないから、シンプルな動きで自分の指を戻していって、そのあと掛け算に行くというような。自分のやり方を見つけることから始めるようにしています。
−−それは自分で考えていったの?先生に指示されてなく。
そういうわけじゃないけど、今のクラス(火曜日の3部)は、自分で練習メニューを決められるから、そこでいろいろ試してみながらやっていっています。
−−すごいね、そこまで考えてやってるって。それは例えばそろばん以外の、勉強、学校の宿題とか、テストの時とか入試の時とか、そういう時にも、そういう考え方をすることってある?
そろばんと似たようなことで言えば、どうやったら勉強効率が上がるかとかはいつも考えるようにしています。例えばテスト勉強で言えば、最近では毎朝学校のテストがあるから、そのテストに対してどうすれば効率よく短時間でできるようになるかを、最近は考えながらやるようにしてから、ちょとですが時間が短くなってテストも受かるようになりました。
−−なるほど、そこはすごいね。そろばんが、いかに時間内で早く終わらせるかというテーマが常にあり続けている。そのためにどうしたら早くできるだろうということを常に考え続けているということが、そこが活かされているんですね、すごいな〜。
「移動中でも頑張った全国大会」
−−逆に一番苦しかったなとか、大変だったなという思い出はありますか?
前回の東海大会で、立志のH君が他の大会に出ることになってその大会に来れない、となった時、その前の時にはH君が優勝で自分が2位で立志二人で争ってたから、ひょっとしたら今回は自分が優勝できるかもしれないと思ったんです。でもだからこそ、大会前にも相当頑張って練習していました。でも実際に大会に行ってみたら、小さい子ですごい子が現れてたし、他にも前の大会では自分の下にいた人がすごく強くなっていて、結果全種目3位だったのが悔しかったです。本気でやってた分、負けた時はすごい悔しかったのは覚えてます。
−−そう、あの時は悠兵君全種目優勝するかなと。
前回下にいた人とは争うことになるかなとは思ってたんですけど、新たに強い小さい子が現れてきたのにはびっくりしました。
−−常に下から新しい力が出てくるということだね。でもそういう大会に出てたことが今に繋がってるよね。全国大会も行きましたね?
2回行きました。
−−その時、行きの新幹線の中でそろばんを出してずっと練習してたのを覚えてて、すごく頑張ってるなと思ってた。先生も何かしてあげたいと思ってたけど、さすがに新幹線の中で読上げ算はできないかなと(笑)。その時はすごいなと思った、私はやったことなかったので。
お金の大切さを知ったからだと思います。行くのに高い費用がかかることを聞いて、そのへんのことを考える年になってたから、そこはやっぱりしっかりやっていかなくちゃいけないなと、そういう気持ちがその練習につながっていたと思います。
−−家族が行かせてくれたことに感謝して、結果を出したいなと。
確かはじめての全国大会で、行く前は、え、(費用が)こんなにかかるの、行っていいのかなと思ってたところに、親が行っていいよって快く言ってくれたので、じゃあ結果を出さないとという気持ちにつながったと思います。
「努力の結果として、周りから認められることや、自分で実感をすることが、次の継続につながる」
−−最後に今立志のそろばんに通っている子たち、これから通おうとしている子たちにアドバイスをお願いします。
自分は座右の銘が二つあって、それは「ちりも積もれば山となる」「継続は力なり」なんですけど、練習を毎日続けることは当然大変なんだけど、継続をすることで力は付くし、周りから認められる。周りから認められることで、自分は頑張ったという実感もわくと思う。
−−なるほど。
高い目標を持つことは大事だけど、目標を持つことだけじゃなくて、その目標のために努力し続けることこそが大事だな、ということが今まで生きてきてすごく思います。その二つの言葉って似てると思うんです。「ちりも積もれば〜」というのは毎日コツコツ努力することだし、「継続は〜」継続することで力が付くよってそのまんまなんですけど、それが認められた時は本当にうれしい、そのために努力してきたっていうのも実感できると思う。周りから認められることや、自分で実感をすることが、次の継続につながるということなんです。
−−へぇー(感動)、そんな風に思うようになったことはいつ頃から?そろばんを通して考えるようになった?
サッカーでもそろばんでも同じだと思います。小5ぐらいの時、そろばんの級が上がるのがむつかしくなってきたころから、家でも努力しないといけないなと思うようにはなりました。家では母がよく、「努力しなさい」という言葉だけじゃなくて、さっき言った様なことを交えて話してくれていました。それから、ちょっとずつでもいいから努力しようと思うようになりました。
−−今高校1年生ですけど、これからはそろばんとどうかかわっていこうと思っていますか?
今は週1回で、学校に慣れるまではそのペースで現状を保っていきたいと思います。学校が慣れてきたらしっかり級を狙っていきたいし、自分的にはまた大会にも出て優勝したいと思っています。
−−ぜひ続けてほしいですね。今日はすごくいい話でした。高校、大学、社会人になるまで頑張ってください。
ありがとうございました。
Q&A よくある質問
立志のそろばんによくいただくお問い合わせ・ご質問です。
そろばんへの興味、わいてくれるかな。(対象:年中〜小6生)
まず始めはそろばんを触ってパチパチ。だんだんできるようになると、なんだか楽しくなってきます。実績ある初級教材で、すぐに始められます。お子様の学年によっては、まずはパソコンでそろばんの数の数え方から学んでいきますので安心して参加してみて下さい。
立志速算教室体験お申し込み〜入塾までの流れ
1.無料体験お申し込み
お電話で「無料体験希望」とお申し出いただくか、このページ下のお申し込みフォームからお申し込み下さい。体験の日程を決めさせていただきます。こちらからご希望の日時をお選びください。
2.無料体験教室受講
体験日時にお越し下さい。アンケートにご記入いただきます。また、立志速算教室の指導方針等についてご説明させていただきます。(そろばんは貸出しいたします。)
3.正式入塾お申し込み
お電話または塾にお越しの上お申し込み下さい。 初回授業日を決めさせていただきます。初回納入金(入塾金・初月学費・教材費など諸経費)のご案内をいたします。正式には後日自宅にご明細書をお送りいたしますので、ご入金のお手続きをお願いいたします。また、このとき入塾に関するその他の必要書類も一緒にお届けいたします。
4.正規授業スタート
初回授業日に前回お渡しした必要書類に記入・捺印の上ご提出ください。
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